『架空戦記』01 「アイドルたちのジャンケン大会」

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ジャンルとして成立し、ファン層を確立し、日々新作が投稿されるアイマス架空戦記。
その中でも、有名な作品というのがいくつもある訳です。
既に多くの方がレビューし、感想を書き、熱い想いを謳い上げたこのジャンル。
遅まきながら、触れていこうかと考えています。

私の「Lunascape」のお気に入りに「01:iM@S」というフォルダがあり、
その中に「定期購読リスト」というフォルダがあります。
その中に、「何か増えてないかなー」とほぼ毎日チェックする、
架空戦記作者様が公開されているマイリストが12個あります(本日時点で)。
その中から最初にどの作品から書こうか、色々と考えたのですが、
最近一つの区切りを迎えたこちらの作品について。
素敵なきっかけを頂けましたので、今日書かずにいつ書くのか!


『アイドルたちのジャンケン大会』


作者様:弓削P
動画数:17本
時間計:05時間04分35秒

とても面白い作品でした。
シリーズは一旦の完結を迎え、張り巡らされた大小の伏線はほぼ回収済みです。
(設定、背景等で言えば気になる点はまだ山盛り残っていますが)
改めて計算してみると、5時間ちょっとですか……。
1日で3周くらいなら、余裕で見続ける自信があります。
『終章』まで含めて、本当に面白い作品でした。

少し荒い言い方をすれば、決して万人受けする内容ではありません。
とてもシリアスなシーンと、これはひどいといわざるを得ないギャグのシーン(主に球場ネタ)。
激しいバトルシーンと、人間ドラマ。ロジックゲーム。推理。ブラフ。超常能力。
加えて、アイドルマスター公式ではありえないアイドルの対立図式や特殊設定。
そういったものが容赦なく詰め込まれている二次創作です。
とても色々な物が詰め込まれているから、見る人は、
「これさえ無ければ面白いのに」という感想を持つかもしれません。
人によっては、それが最初の方で出てしまい、そこで動画を閉じてしまうかもしれません。
けれど、それは実にもったいない事なのです。

このシリーズを食べ物に例えるなら、『ブルーチーズ』です。

まず “臭い” です。サムネの文字から臭いです。
タイトルの文字列とフォントのミスマッチから、ネタか、ギャグか、と感じます。
実際、本編を見ればこのタイトルにこのフォントというのは完璧な組み合わせですが、
試合が始まるまでは、そうとは分かりません。
そして1作目の『アイドルたちのジャンケン大会 開会編』は、
設定や会場説明、ゲームのルール説明で終わります。
アイドル同士の掛け合いや小ネタは面白いですが、色々と濃いので好みは分かれるかも。

まずこの臭さを良しとするかどうかで、このシリーズへの興味度合いが変わるでしょう。

本編が始まると、“派手” です。
チーズを食べようと思ってパッケージ開けたら目にも鮮やかな青カビです。

ジャンケン大会という事で試合が始まります。
ゲーム説明で、多くの方はエスポワール号を思い出すのではないでしょうか。
冷や汗と動悸。緊張感。心理戦――。
ところが開始早々、そういったものを吹き飛ばすような超能力が発動します。
スタンド(JoJo)とか、テリトリー(幽白)とか、その類の特殊能力です。
能力の名前とか、効果とか、好きな人にはたまらないのですが、
「うわぁ、こういうのはちょっと……」って人も、いるかもしれない。

でも、食べて欲しい。
慣れは必要かもしれないけど、この美味しさはここにしかない美味しさなんです。
チラ見して「見なくていいかな」と思った人は、時間に余裕ができたら、
またトライしてみてほしいなぁ、と思います。
この美味さが分からないなんて、君、もったいないぜ!!


この作品の素敵なところは、大抵の『不自然な点』には、理由があるところです。
違和感、不信感、抵抗感。
そういったものがタイミングをずらしながら、ある瞬間、氷解する――。
こういう感覚が、勝負の面白さ、アイドルの格好良さと相まって、
非常に清々しいカタルシスとして胸に響きます。

結末を知っていても、何度も見てしまう。
その度に燃え、切なくなり、最後には笑顔になれる動画です。
公式のキャラ設定を上手く活かしながら、それでも変える所は大胆に変える。
その結果、キャラクターそれぞれが、そしてキャラクター同士が、
大変魅力的に、活き活きと動き回ります。
アイドルも、小鳥さんも、そして最後のあの人も、みんな素敵です。

- - - - - >8 - - - - - キリトリ - - - - - >8 - - - - -

【律子と千早】

このシリーズの律子と千早は割と縁が深いです。
このくらいなら書いても問題無いかな、と思うのですが、
ジャンケン大会自体は2人組で戦う競技でして、
その中で、2人はペアになります。

キャラ的に、どちらも冷静で、頭脳戦では有利そうに映りますが、
対戦相手の2人もとても強力なペアなので、一筋縄ではいきません。
自分の優位を確信しながら、相手の強さに惑い、それでも退けない千早。
そんな千早の心を理解し、利用し、信頼を逆転へと繋ぐ律子。
この2人の掛け合い、本当に魅力的でした。

あと、終章の律っちゃん。私は、大好きです。

テーマ : アイドルマスター
ジャンル : ゲーム

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プロフィール

ガルシアP

Author:ガルシアP
◎レッガー=●カブキ=カブトワリ

twitterでは “ gar_cia_P ”。

SS書いてましたが、
動画も始めて3年経過。
こちら、デビュー作です。


360版からアイマス界に参加。
ゲームもCDも中の人達も、
ニコマスもSSも、大好き。

Web-:http://garciap.web.fc2.com/
mail:underkoverloverz◆gmail.com

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