『企画』14 「一枚絵で書いてみm@ster・4」参加作品 『理想郷』

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『一枚絵で書いてみm@ster』第4回  参加者:34名

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絵師:タカシP






 その夜も嵐だった。
 吹き荒れる風。打ち付ける雨。
 ガタガタと揺れる板硝子。ギシギシと鳴る板張りの屋根。
 その下で、少女は窓の外の海を見ていた。
 荒れ狂う波。暗い、暗い、黒い海。
 少女の両親が帰らなかったのも、こんな嵐の夜だった。

 そして少女は嵐の中、透き通るような歌声を聞いた――。


 
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 朝、少女は村の誰よりも早く起きた。
 こんな嵐明けの朝には、海岸に色々なものが流れ着く。
 それは硝子の瓶であったり、木で出来た食器であったり、時には木箱や樽が流れ着く。
 それを見つけるのが少女の楽しみだった。
 それは村の青年達によって広場に運ばれ、長老が分け方を決める。
 見つけたご褒美として貰える分け前が、少女の喜びだった。
 それを持ち帰った時の弟や妹の笑顔が、少女の幸せだった。

 異変は、遠目からでもすぐに分かった。
 船底が、竜骨が、帆柱が――海岸には、舟の亡骸が流れ着いていた。
 少女が最初に感じたのは、一体何が見つかるだろうかという ときめきだった。
 歩を進め、海岸に近付く内に、しかしそれは別の感情にとって代わられる。
 次に思ったことは、この舟に何人が乗っていて、何人が死んでしまったのかという怖さだった。
 入り江の桟橋は、海面に張り出していたはずの先が折れ、舟の残骸と共に浮いていた。
 そして、そこで出会う。
 長い髪の女性だった。悲しそうな目をした女性だった。
 舟の肋材の上に腰掛け、水面を見ながら口を開く。

 そして少女は嵐の夜の、透き通るような歌声を聞いた――。

「あ、あの……」
 少女が意を決して声を掛けても、その女性は、歌うことをやめなかった。
 だから少女は、ただその歌を聴いていた。
 惹き込まれるような歌声と、胸を刺すような旋律と、そしてその歌詞――。

 ――悲しみよりもまだ深い海に 探し求めた愛があるから――

 少女は泣いていた。頬を伝い落ちる涙は海の水の味がした。
 帰ってこない両親の面影を思い出そうとして泣いた。
 思い出そうとして、上手く思い出せなくて、また泣いた。
 親代わりとなって弟や妹を育てる日々が、少女から思い出を奪っていた。
 少女はそのことに気がつき、涙を止めることが出来なかった。

 そして歌が終わり、少女は無意識に手を叩く。
 パチパチパチ。
 女性は音に振り向き、初めてその目を少女に合わせ、そして少し戸惑ったように笑った。
 そっと、右手を持ち上げ、手を振った。
 両腕を繋ぐ鉄の手枷と鎖が触れて、ジャラリ、ジャラリと鳴った。


    ∞     ∞     ∞     ∞     ∞     ∞     ∞     ∞


 女性は、何も語らない。
 女性は、振り向かない。
 ただ時折口を動かすが、なんの声も出ていない。
 きっと、気がふれてしまっているのだ――と、村の若者は言う。

 女性は、人を寄せ付けない。
 女性は、手枷を外そうとしない。
 ただ海を見て、何を食べようとも飲もうともしない。
 きっと舟で運ばれていた、死にたがりの奴隷なのだ――と、村の老人は言う。


 少女は、その大人達の声を聞いていた。
 そしてそのどれもが間違いだと知っていた。

 彼女は、声が出せない訳じゃない。
 彼女は、歌っている。
 ただその声は、他の人には聞こえないみたいだけど。

 彼女は、何も食べない訳じゃない。
 彼女は、少女が朝一番に届ける素焼きのパンと果物を食べている。
 ただ干したお肉は、あまり好きじゃないみたいだけど。

 少女は、それを大人達に話さなかった。
 そしてそれが小さな間違いだった。


    ∞     ∞     ∞     ∞     ∞     ∞     ∞     ∞


 女性が海にやってきてから、六日。
 彼女はいつも舟の肋材の上に座り、誰にも聞こえない歌を歌った。

 少女は大人達の目を避けるように彼女の元へと通う。
 食べ物と飲み物を届け、真水に浸した布で体を拭いた。
 獣脂と木灰で作った石鹸でその髪を洗った。
 会話は無い。
 ただ、彼女の歌が聞きたくて身の回りの世話をした。
 その歌はいくつかの種類があって。
 彼女はその日の空の色を見て決めて。
 そして、歌う。
 悲しそうな声で歌う。
 少女は、悲しい気持ちでそれを聴く。

 ――凍てつく世界 漆黒のとばり――

 水平線の先で、雷鳴が聞こえた。


    ∞     ∞     ∞     ∞     ∞     ∞     ∞     ∞


 七日目の朝――。
 少女は新しい舟の残骸を見つけた。
 木箱も樽もあった。中には布や干した魚や、果物が入っていた。
 綺麗な瓶もいっぱいあって、大人達が喜ぶお酒だと分かった。
 少女は喜び、村の長老に伝えた。
 長老の顔は、真っ青になり、
「なんという事だ……」
 と、その場に崩れるように座り込んでしまった。

「あの女は、魔女だ」
 そんな声が、村の中で聞こえた。

 村に物資を届けるはずだった舟が、沈んだ。
 先週は、悪天候を避けたのだろう、と村人達は楽観していた。
 漂着した舟は、別の舟だと考えていた。
 そして七日後の今日、また舟が沈み、残骸と積荷の一部が漂着した。
 いつも村に届く荷物の、二割程しか手に入らなかった。
 村の中で、食べ物が不足し始めていた。
 これからは疾風潮の季節に入り、魚も捕れなくなる。
 果物も、野菜も、収穫はしばらく先の予定だった。

「あの女が来てから、一度も雨が降らないんだ」
 そんな声が、村の中で聞こえた。


 そして、十日目の昼、少女は長老に呼ばれた。


 それは、赤い林檎だった。
 長老は少女にその林檎を手渡し、彼女にあげなさい、と言った。
 彼女がどこの誰かは知らないが、何も食べないのは心配だと言った。
 少女は喜んだ。
 もしかしたら、村に呼べるかもしれないと思った。
 村のみんなにも、あの人の歌を聴いてほしいと思った。
 そんな村のみんなの気持ちだと、少女は手の中の林檎を見る。
 つやつやと光を照り返す、赤い、赤い林檎だった。
 必ず彼女に食べてもらうんだよ。
 長老はもう一度、笑顔で言った。


 少女は落とさないように、林檎をエプロンでくるみ、大切に運ぶ。
 そして、その姿を見た少女の弟達と妹が、大きな声で手を振った。
「おねえちゃん、お腹減ったよ」
 弟達と妹は口々に空腹を訴えた。
 大人のいない少女の家は、他の家よりも、配られる食べ物の量が少なかった。
 少女は、家に配られた中から、長い髪の女性に食べ物を届けていた。
 だから余計に、食べ物は不足していた。
「おねえちゃん、それ、りんご?」
 妹が、エプロンの中の赤に気付く。
 その瞬間、弟達も騒ぎ始めた。
「おねえちゃん、それ食べたいよ!」
「ボクにもちょうだい!」
 あの人に食べ物を届けたせいで、こんなにも妹や弟につらい思いをさせていた。
 その事実は、少女の心に深く突き刺さる。

 もう色々と食べ物をあげたんだから――。
 あの人だって嬉しそうに食べてくれたから――。
 だから、弟と妹の為に、このりんご1つくらいなら――。

 少女はゆっくりとしゃがみ、弟達と目線を合わせ、その林檎を右手に載せた。


    ∞     ∞     ∞     ∞     ∞     ∞     ∞     ∞


 少女は泣いていた。
「ごめんなさい」
 その声は、彼女の耳にも届いていた。
「ごめんなさい」
 その声は、割れた硝子のような声だった。
 ふわり。
 長い髪を風に預け、その女性は肋材の上から舞い降りる。
 草を踏み、少女の元へと歩みを進め、
 「――どうしたの?」
 一度息を吸い、声を出す。
「ごめんなさい!」
 少女は抱きつくように、その女性の背中に両手を回す。
 ジャラリ。
 突然の出来事に戸惑いながら、鎖で少女を傷つけないように両腕を上げた。
「……ごめんなさい」
 涙声で謝る少女の声を聞き、戸惑いながら、両腕を少女の背中に回した。
 鎖を当てないように気をつけながら、両手で、少女の背中を抱いた。
「どうしたの?」
 歌を歌う時のような、悲しい声ではなく、今はとても優しい声だった。
 少女は顔を上げ、涙を溜めた目を何度も瞬きさせる。
「りんごを、もらったんです」
「林檎?」
「はい。村の長老さんから、お姉さんにあげるようにって」
 まっすぐな視線だった。しかし少女はそれに耐え切れず、自分から目を逸らす。
「私、すぐにここへ持ってくるつもりだったんですけど、途中で弟達に見つかっちゃって」
 ごめんなさい、ともう一度謝った。
「私、お姉さんにあげるりんご、弟達に渡しちゃって、それで、それで……」
 少女は、自分の背中に回された手の温かさを知った。
 少女は、いつか母親に、私にもお姉さんがほしい、と言ったことがあった。
 少女は、温もりの中で、そんなことを思い出していた。

 ――泣くことなら たやすいけれど――

 そして少女は、透き通るような歌声を聞いた――。



 歌が終わる。
 聞こえてくる、小さな拍手。
 少女が腕と鎖の中で体を動かし、後ろを振り返る。
 そこに、弟達がいた。
 林檎を持った、妹がいた。
「これ、この人にあげたかったんだよね」
 はい、といって、妹は、少女の両手に林檎を置いた。
 その両手を包むように、鎖で繋がれた手が、そっと触れた。
「ありがとう」
 その女性が、言った。
 少女には見えなかったけど、それがどんなに素敵な笑顔かは知っていた。

「あなた達にも、私の歌、聞こえたのね」

 その女性は、少女の手から林檎を拾い上げ、その体を鎖の輪から抜いた。
 空いた右手を左手で握り、弟達の隣に並ばせる。
 そして一人ずつ、その姉弟の名前を呼んだ。

「どうして、……知っているんですか?」
 風が吹いた。暖かな南風だった。
「あなた達の、お父さんとお母さんに頼まれたの。また、一緒に暮らしたいって」
 海から波が消え、まるで鏡のような水面だった。
「この村を出て、お父さんとお母さんの所へ、行ける?」
 潮の匂い。乾いた草の匂い。濡れた木の匂い。そんなものが混じった風だった。
「おとうさんにあえるの?」
「おかあさん、げんきかな」
「おねえちゃん、いこうよ!」
 少女の目に、涙は無かった。
 ただ、一つだけ聞きたいことがあった。
「お姉さんも、一緒に行ってくれますか?」
「――ええ。もちろんよ」
 その女性は、長い髪を揺らして頷いた。


 これは、神様へのおまじないなの。
 とっても大切なことよ。

 そういって、その女性は林檎を、遠くの海へ投げてしまった。
 もったいない、とは思わなかった。
 これはとても大切なことで。
 これは必要なことだから。

 真っ青な海と空の中に、赤い林檎が浮いていた。
 その、ずっとずっと向こうに、大きな波が見えた。
 壁みたいな波。水平線が背伸びをしたような、遠い、高い波だった。

 そして、その手前に、小さな波が立つ。
 水の底から現れたそれは、まるで、巨大な魚のような舟だった。
「神様が、林檎を気に入ってくれたようだわ」
 最後の太陽の下で、みんなが、笑っていた。

 ――闇の底へ 地の底へ どこだっていい――

 それが、理想郷へと続く、長い旅の始まりだった。


                                                             【END】

テーマ : アイドルマスター
ジャンル : ゲーム

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「arcadia」があった!

お見事です。自分は「arcadia」の存在をすっかり忘れていました。「arcadia」ならタカシPの絵との相性はバッチリですね。
自分はぬーぬーの「AVALON」と強引に結びつけようとして、「ダメだ、5世紀にあの造船技術はねえ!」となって断念しました。
千早は半神なのか、天使なのか、それとも……と思わせる、夢幻な構成とミステリーな仕掛けが、読み手の興味を強く、うまく誘っているように思いました。

リンゴ!

何か元ネタありなのでしょうか。千早の立ち位置が謎のまま終わってしまって、ちょっと難しかったです。
深読みしない感想としては、リンゴが動きまくるわ、食べてもらえないわ。もう気になってしかたなかったです。リンゴが大活躍!
千早の投げた林檎ムシャムシャしてェ!(笑

御礼。

>> 月の輪P

> お見事です。自分は「arcadia」の存在をすっかり忘れていました。
>「arcadia」ならタカシPの絵との相性はバッチリですね。

バッチリでした。最初に浮かんだのが『Arcadia』で、それでロゴ作って、
話のイメージを固めました。

> 自分はぬーぬーの「AVALON」と強引に結びつけようとして、
>「ダメだ、5世紀にあの造船技術はねえ!」となって断念しました。

その辺考え始めると難しいですよね。タカシP、よく描いて下さった。

> 千早は半神なのか、天使なのか、それとも……と思わせる、夢幻な構成と
> ミステリーな仕掛けが、読み手の興味を強く、うまく誘っているように思いました。

世界観的には、古い人種と新しい人種がいて、古い人種は超技術を持ち、水の底で生活していて、
新しい人種はまだ文明レベルが中世で、でも、島と島をつなぐ造船技術はあります、という感じです。
海難事故等で漂流した新しい人種の何人かは、水の底の都市に連れて行かれます。
二度と戻れない変わりに、新しい生活を送っています。
少女の両親は無事で、今も水の底で過ごしています。

御礼。

>> どんがらさん


> 何か元ネタありなのでしょうか。
> 千早の立ち位置が謎のまま終わってしまって、ちょっと難しかったです。

元ネタは、特にありません。一般的な、ムーとかアトランティスとか、そんなイメージです。
前述の通り、海底人、という事になるのでしょうか。人魚的ポジション?
少女の両親の頼みを聞いて、禁を犯して地上に来てしまった所、
うっかり新しい人種に捕まってしまい、手錠を掛けられ、危うく奴隷扱いされる所でした。
嵐で船が大破したのは、さて、偶然か否か。

> 深読みしない感想としては、リンゴが動きまくるわ、食べてもらえないわ。
> もう気になってしかたなかったです。リンゴが大活躍!
> 千早の投げた林檎ムシャムシャしてェ!(笑

だめーッ!

リンゴに関しては、毒リンゴです。
魔女のせいで雨は降らないわ船は沈むわで切羽詰った村人が、
彼女を毒殺しようとして作った毒入りリンゴです。
村人が突然持っていっても食べないかもしれないから、少女を介しました。
だから、必ずあの人に渡せ、と長老が念を押しました。

「なんか、このリンゴ、怪しくないか?」
と思った人には、その後、そのリンゴが弟や妹の元に渡った辺りで、
うわー! って思ってもらえればいいな、とか考えてました。

結局、『彼女』は毒入りだとすぐに気づき、それを悟らせないように、
そして、子供達に勿体無いと思わせないように理由をつけて処理しました。
そんな感じです。

いいお話でした!!

あまり深く考えなくても、すんなりと話がわかる良い内容でした。
まるで大人が読む御伽話みたいな。

御礼。

>> 春Pさん

> いいお話でした!!

ありがとうございます。
そう言われるとやはり嬉しいものです。


> まるで大人が読む御伽話みたいな。

狙った、という部分はありますねー。
やはりあの絵、あのタッチなので。

似せる努力をした、という事は全く無いのですが、
なんとなく、寓話さんや小六さんの文体をイメージして書いた、
という側面はあります。
イメージとか、ニュアンスのレベルですが、さて、その功罪やいかに。

No title

巨大な魚の様な舟ってゴールデンオーガかな?
キングフォスルかな?と、考えるのは間違ってないよねw?

林檎をねだられるシーンで「渡しちゃったよ…うわぁ…」と、なり。
その後泣いているやよいが来たもんだから、
「食ったな!、食っちまったんだな!、流石ガルシアさん、容赦ない!」
と、思ったら、食べてなくてほっと胸をを撫で下ろしましたw。

御礼。

>> wingeddeath さん

> 巨大な魚の様な舟ってゴールデンオーガかな?
> キングフォスルかな?と、考えるのは間違ってないよねw?

どっちがいいですかねー。島の周りが浅いなら、キーンベイオネットもアリかも。
で、海底で母艦のグレートシングに合流したりね!

> 林檎をねだられるシーンで「渡しちゃったよ…うわぁ…」と、なり。
> その後泣いているやよいが来たもんだから、
> 「食ったな!、食っちまったんだな!、流石ガルシアさん、容赦ない!」
> と、思ったら、食べてなくてほっと胸をを撫で下ろしましたw。

ありがとうございます。的確に乗って頂きました。
そう読めそうな演出を随所に散りばめてみたつもりです。
でも最終的には、大人の汚さに、子供達の優しさと純真さが勝った感じで。
妹や弟も、貧しいながら優しい子達なのです。

実際、「そっち」パターンも考えたんですけどね。
天涯孤独になった傷心のやよいを連れて、千早が海へ帰る、という構図。
ただ、こちらのルートと本気で悩んだ末、ハッピーエンドにしてみました。
村人は津波で全滅ですけど。

返信。

拍手コメにて質問を頂いたので回答します。
……ここに返信でいいのかな?


> 千早さんは、どうして船を沈めたのでしょう?

一応、千早自身は一度も舟を沈めておりません。
基本的に過去の舟の沈没・大破は自然現象によるものなのですが、
今回だけは人為的なものでした。
千早が地上人の舟につかまったので、それを助ける目的で舟ごと沈めました。


> どうしてやよいさんを判断するのに十日をかけたのでしょう?

やよいを判断する、というよりは、他の村人をどうしようか、迷っていました。
千早視点では、やよいとその弟妹を連れて潜るのは決定事項です。
ただその一方で、生まれ育った村の人達、両親を失ったやよい達を支えた人達を、
そのまま海の底に沈めてよいものか、共に連れて行くべきかと悩んでいました。

結果は、作中の通りです。村人達は、自らの行動で自らの門を閉ざしました。

回答に届いておりますでしょうか。こんな感じです。

拝読致しました

 ふおお…これは素敵な世界観ですね。思わず惹き込まれてしまいました。
 千早さんが歌う悲しげな歌をベース流れる寂しげな空気感。ぽっかりと何かが抜け落ちたような、そんな雰囲気。今回の一枚絵に流れる世界観を絶妙に表現されていると思います。
 りんごのシーンから、やよいさんが「ごめんなさい」と言ったときには、ああー!!やよいさん!!うわあああああダメだよおおおお!!とディスプレイの中に入って止めてしまいそうでした。やっぱり毒林檎であっていたんですね・・・その後の展開を読んで、胸をなでおろしました。よかったです。やよいさんが純粋な子といいますか、悪いことができない子だからこそ、その意味では救われた物語ですね・・・。
 これから千早さんとやよいさんとやよいさんの家族が向かう理想郷。きっと色々と苦難が待ち構えているのでしょうが、願わくば彼女達にとって理想郷でありますように。

素晴らしいSSをありがとうございました!

No title

初見時はひたすら「ちょっ…あぶない! リンゴあぶなーい!!」と、
手に汗握って読みました。
二周・三周して、世界観の綺麗さにため息が出ました。
(とりわけ「水」の綺麗さが印象に残りました)


ああ、実にファンタジーらしいファンタジー作品だなあ、と和んでいたら、

>なんとなく、寓話さんや小六さんの文体をイメージして書いた、
>という側面はあります。

アワワワワワ((((((;゜Д゜))))))なななな何という事をおっしゃいますかー!!

恥ずかしながらも光栄の極みですwありがとうございましたw

御礼。

>> 小六さん

>  ふおお…これは素敵な世界観ですね。思わず惹き込まれてしまいました。

今回、この一枚絵をどう扱うかという点では二周くらい回って、
結局、そのままの世界にアイドル2人を放り込んだ格好にしました。
アイマスキャラを投影したファンタジー空間でのストーリー展開ですね。

> 千早さんが歌う悲しげな歌をベース流れる寂しげな空気感。
> ぽっかりと何かが抜け落ちたような、そんな雰囲気。
> 今回の一枚絵に流れる世界観を絶妙に表現されていると思います。

虚無、ではないけれど。崩壊と喪失。
絶望、ではないけれど。失望と願望。
今回のお題絵は、アイドルの日常ではないんですよね。全く。

> りんごのシーンから、やよいさんが「ごめんなさい」と言ったときには、
> ああー!!やよいさん!!うわあああああダメだよおおおお!!
> とディスプレイの中に入って止めてしまいそうでした。
> やっぱり毒林檎であっていたんですね・・・

はい。長老や村の衆からみたら、彼女は疫病神か死神なので。
災いの元かもしれない人物にはいなくなってもらいたい、という村的発想です。
その辺の村民会議を書いても良かったんですが、
「あれ? この林檎、ヤバくね?」みたいな感覚を読者に残したかったのでカット。

> その後の展開を読んで、胸をなでおろしました。
> よかったです。やよいさんが純粋な子といいますか、悪いことができない子だからこそ、
> その意味では救われた物語ですね・・・。

なんとか『アイドルマスター』成分を残さないとなぁ、と思う次第でして。
キャラの性格や背景なんかで、アイマスSSとして成立させたいという思いです。
やよいはいい子なんですよね。苦労しても、最後には幸せになって欲しいです。

> これから千早さんとやよいさんとやよいさんの家族が向かう理想郷。
> きっと色々と苦難が待ち構えているのでしょうが、
> 願わくば彼女達にとって理想郷でありますように。

理想郷とは、常に現実よりも素晴らしい所。
そこへ向かうという事は、変化を恐れず、未来を信じ、一歩を踏み出すという事。
その心が、自分の未来を作るのです。
プロデューサーは、言いました。「居場所がないなら、つくればいい」と。
やよいと千早の気持ちは、きっとそこへ届きますとも。

感謝。

>> 寓話さん

> 初見時はひたすら「ちょっ…あぶない! リンゴあぶなーい!!」と、
> 手に汗握って読みました。

ねー。林檎の恐怖はやよい自身、弟妹達、千早、と3度訪れます。
誰かしらが口にしてたらこのエンディングには至りませんからね……

> 二周・三周して、世界観の綺麗さにため息が出ました。
> (とりわけ「水」の綺麗さが印象に残りました)

他の参加者の方の作品で、水の底に沈んだ東京や事務所のイメージがあり、
ああ、目に見える形で書くのも面白かったなぁ、と思いました。
それに比べると、やっぱりファンタジーでしたね。これは。
綺麗、と言って頂けるととても嬉しいです。いや、安堵かな?


> ああ、実にファンタジーらしいファンタジー作品だなあ、と和んでいたら、
>
> >なんとなく、寓話さんや小六さんの文体をイメージして書いた、
> >という側面はあります。
>
> アワワワワワ((((((;゜Д゜))))))なななな何という事をおっしゃいますかー!!
>
> 恥ずかしながらも光栄の極みですwありがとうございましたw

臆面もなく、実名出してしまいました。
企画で色々な方の作品を読む中で、
「ああ、この方の作風は勉強したいな」と思う方がいらっしゃいます。
今回のお題絵は、一目見た瞬間、
「寓話さんや小六さんなら、どう書くだろう?」と考えてしまいました。
ぜひまた、色々お話聞かせてください。創作に関するお話、楽しいです。

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プロフィール

ガルシアP

Author:ガルシアP
◎レッガー=●カブキ=カブトワリ

twitterでは “ gar_cia_P ”。

SS書いてましたが、
動画も始めて3年経過。
こちら、デビュー作です。


360版からアイマス界に参加。
ゲームもCDも中の人達も、
ニコマスもSSも、大好き。

Web-:http://garciap.web.fc2.com/
mail:underkoverloverz◆gmail.com

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