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『アイドルマスター マジックナンバー 秋月律子』


[動画] トカチP [挿絵] 汁粉P


かつて、ある動画を見て、衝動的に筆を走らせた。
感じた事をそのまま文字にして、自分の想いをどこかに残したかった。

『アイドルマスター 君の知らない物語 秋月律子』

その物語の続きが―― その世界が、今、完結しようとしている。
 
 
 
あの日、ステージに立つ律子を彩っていたのは、
夕暮れ時のオレンジ色と、差し迫る夕闇の暗さだった。
やがて見えてきたのは星空と、繋がる手と手。
思い出の数々。そして、最後は闇の中での独白――。

「プロデューサー」「分かってるんです」「これから全てを――」

その涙の理由を受け止めて、また新しい季節へと、進んで行こう。



  巡る輪の中で、また、キミを選ぶ。
  10人の写真とプロフィールを見比べて、また、キミを選ぶ。
  前とは、何が変わって、何が変わらないのか、そんな事、考えたってしょうがない。
  ただ、キミの笑顔が見たいんだ。だから、一緒に――。





白い背景に、タイトルが浮かぶ。
明るい、弾むような音楽。爽やかなコーラス。胸躍る、新しいスタート。

レッスンを重ねて、少しずつ成長をする。笑顔。
ステージが、少しずつ大きくなる。衣装が、少しずつ立派になる。
光を集め、ステージで輝く。
そんな律子を誇らしく想い、そして心から応援する。
自分は、彼女のプロデューサーだから。
彼女を輝かせる事が、自分の使命であり、そして、喜びだから。

失敗もある。アクシデントもある。
それでも。



―― 明日を 信じてる ――



  巡る輪の中で、また、キミを選ぶ。
  10人の写真とプロフィールを見比べて、また、キミを選ぶ。
  キミをもっともっと有名にしたい。そんな心に偽りはなくて――。
  全てを失ってしまうと涙した、君の想いに、気が付いたんだ。






繰り返される季節の中で、プロデューサーは決意した。
この世界を、飛び出そう。
キミの魅力を、もっと多くの人に見せたい。知らせたい。届けたい。
だから、この輪の中から、飛び出そう!

プロデューサーは、デジタルビデオカメラを手に取った。
自分がプロデュースするアイドルのステージを映像として記録した。
彼女の笑顔を、ダンスを、歌声を、もっと多くの人に届ける為に。
プロデューサーは、その想いを全部詰め込んで、一つの動画を編集した。

DVDとして売るんじゃない。
CDの特典として付けるんじゃない。
販促用のPVでもない。
TV局へのスポットCMでもない。

そんな、利益とか、見返りを求めているんじゃない。

ただ、自分の信じるアイドルの魅力を、
秋月律子の魅力を1人でも多くの人に届けたくて――。
だから、ある動画共有サイトに投稿をした。

不安だった。
心配もした。

律子には嫌な予感しか無かったし、プロデューサーの言葉にも根拠なんて無かった。
閉じていた目を、精一杯の勇気を振り絞って開いてみた。
真っ暗な世界。
プロデューサーの声。

「律子、上だ! 上を見ろ!」


そこに、『声』があった。
自分に向けられた、確かな声があった。





  声援だけじゃなかった。
  中には、ひどい言葉もあった。
  それでも、律子は精一杯の笑顔で歌い、踊った。
  だったら俺は、それを届け続ける。
  もっと上手い撮り方で、もっと上手い編集で、もっと上手い演出で。
  律子の魅力を、一人でも多くの人に届けるんだ。
  俺は、律子のプロデューサーだから――。






巡る季節。終わらない物語。
それはとても幸せで、それは美しい理想郷で、そして、それは空虚だ。

多くのプロデューサーはその架空の世界を自分一人の世界として楽しみ、
そして、そこで完結をさせている。
けれど、そこからアイドルを連れ出そうとしたプロデューサー達がいる。

終わらない物語を終わらせない為に。
繰り返しの物語として諦めない為に。


トカチPがこのお話の前作としている動画がある。


この中で、律子は涙し、そして全てを受け入れる。
けれど、その先がある事を、トカチPは別の動画で示す。



閉じた世界じゃない。
繰り返すだけの物語じゃない。
言いたい言葉を言う事も、聞かせたい答を聞かせる事もできる。
だから――。


この動画は、トカチPの『想い』の結晶です。


技術を見せようとか、センスを試そうとか、そんな気持ちでは決して生まれない動画です。
『秋月律子』の背景と、そのストーリー。
『アイドルマスター』の設定とシステム。
『プロデューサー』の立ち位置と役目。
『マジックナンバー』の歌詞と、その物語。
それら全てを背負って、考えて、呑み込んで。
全部を編み込んでたった1本に編み込んだ、切れない糸がこの動画です。

流れ続ける曲に載せ、ストーリーは進んで行きます。
時間軸が交錯し、前後し、それが何度も繰り返された物語だと示唆します。
繰り返しの輪の中で、いつでも律子は笑顔で、
光と輝きを集めながら、レッスンとステージに打ち込みます。
その色彩と色調には一点のブレも無く、本当の映像美です。

けれど、ある一瞬で、それが破綻します。
律子の涙。本当の声。
それは、『君の知らない物語』に繋がります。

そして、そこから、プロデューサーが律子の『本当の願い』を叶える為に、動きます。
プロデューサーが、『P』になるのです。





私達は本来、ゲームの中の物語しか知る事ができません。
メーカーによっては設定資料などで補完するかもしれないし、コミックなどが出るかもしれない。
けれど、やはりそれは、待つ事しかできない情報です。

それに対して、『アイドルマスター』は、少し違っています。
私達は、誰でもプロデューサーになれるんです。

私達がゲームをやって、あるいはCDを聴いて、なんなら動画を見て。
本当に魅力的だと感じたなら、その世界の外を、あるいは続きを、私達がプロデュースできるのです。

Xbox360でも、PSPでも、DSでも、ゲームをやって、感想を書いてみましょう。
それはそのままで、プロデューサーの日記です。
「今日もやよいはカワイイ!」で1週間が埋まったって構わないんです。
それを読んで、「分かる分かる」と頷く人が1人でもいれば、それでいいんです。

ゲーム中のコミュを思い返しながら、SSを書いてみたっていい。
不慣れな手つきで、紙芝居クリエーターを触って動画に挑戦してもいい。
誰にも見せられないな、と思いながら、1日1枚イラストを描いたっていい。

私達は、誰だって、プロデューサーになれるんです。



私も、最近、SSというものを書いています。
やりたい事は、きっと、他のプロデューサーさん達と一緒で、
魅力的なアイドル達の、その魅力を色々な人に伝えたい――ただ、それだけです。

私には、トカチPのような動画は作れません。
でも、同じ、アイドルの魅力を伝える人間として、
プロデューサーとして心から言いたいのは、
この動画が、本当に素晴らしいという事。

1カット、1カット、全てで色彩が美しく、
音楽と動きのシンクロが考えられていて、
歌詞とストーリーと演出がリンクしているという事。
汁粉Pのイラストも、とても魅力的です。
Xbox360のモデルも、本当に魅力的です。
その魅力を引き出す為に、どれだけの試行錯誤があった事でしょう。
アイドルの魅力を伝えたいという思いに支えられたその情熱が、
動画の中に、空間があり、世界があり、命があって、
だからこそ、最後に、私達の世界と繋がる窓が開いたのだと思います。


本当に素敵な物語でした。
それは、動画に残されたコメントの数々が証明しています。

全てを失って、またゼロから始まる物語の輪の中にいた秋月律子は、
素晴らしいプロデューサーと出会い、その輪の中から飛び出しました。
この動画と、コメントと、それを見たファンの想いは、決して消えません。

律子さん、お誕生日、おめでとう。
心からの、祝福を――。

 

テーマ : アイドルマスター
ジャンル : ゲーム

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プロフィール

ガルシアP

Author:ガルシアP
◎レッガー=●カブキ=カブトワリ

twitterでは “ gar_cia_P ”。

SS書いてましたが、
動画も始めて3年経過。
こちら、デビュー作です。


360版からアイマス界に参加。
ゲームもCDも中の人達も、
ニコマスもSSも、大好き。

Web-:http://garciap.web.fc2.com/
mail:underkoverloverz◆gmail.com

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