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花嫁になれなかった母親と、父親になれなかった男の話。の話。







【ネタバレ注意】
以下、色々書きますが、もちろん本編の内容に踏み込みますので、
ご視聴後にお読みいただけると幸いです。

コレ読まないと先が分からないとかって事はありません。オマケです。あとがきです。
将来的なネタバレ以外は本当に色々書いてしまうので、全部自己責任で。

 




長かった。お待たせしました。ごめんなさい。
待っててくれて、ありがとうございます。
タイトルでなんとなく分かる通り、過去回です。

タイトルの時点で、涼と夢子の話を想像された方もいらっしゃったようですが、
涼と夢子の話は、『色黒の社長の話。』の本筋から離れてしまうので、
改めて今回のような過去回想で取り上げる、という予定はありません。
あの周辺も、まだまだ書ける事自体は色々あるんですけどね。
犯人の現在とか、石川(前)社長の現状とか、武田さんと五十嵐さんの企みとか。


と、いう訳で、今回の内容について、つらつらと。


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【父親の話。】

この物語の主人公の1人、音無光の父親は誰か――。
個人的には、「とのばなの謎」TOP3の一角だと思ってました。
ようやく、明らかに。

軽口哲也。アーケード、アイマス1時代のダンス審査員です。
ボーカル審査員の歌田音、ビジュアル審査員の山崎すぎおとの三人組でした。

第19話の下のニコニコ市場にも貼っていただいていますが、
『THE IDOLM@STER MASTER ARTIST FINALE 765プロ ALLSTARS 』の中の曲、
ID:[OL] は、音無小鳥、高木順一朗、軽口哲也の3人で歌っています。

とのばなの世界の話で言うと、歌の収録前から、軽口哲也は、音無小鳥のファンです。
ダンサーから、アイドルオーディションの審査員になった理由も、その辺りにあります。
ですので、高木社長の誘いには二つ返事で応じていました。
小鳥自身は軽口のアプローチを社交辞令だと思って真に受けないように努めるのですが、
なんだかんだで軽口の粘り勝ち、みたいな格好で交際が始まります。
軽口側も「好きだよ」とか「愛してる」とか、小鳥に直接言うのですが、
どこか軽薄に映ってしまい、小鳥もどこまで信じていいのか、という心境。
軽口哲也は、芸能界全体で見てもかなりの有名人なので、
「こんな人が私の事なんて……」という思いもあり、交際は短期的な気まぐれだろう、
というのが小鳥側の捉え方でした。

交際を公にしなかった理由は、コメントでも色々書いて頂いた通りです。
765プロのアイドルを審査する立場の軽口が、765プロの事務員と交際をしているとなれば、
やはり、あらぬ疑いを掛けてくる者もいるでしょう。
それは765プロのアイドルの不名誉になり、小鳥を苦しめるかもしれない、と考えました。

かつて、本人も世界有数のダンサーでした。
アジア人として初めてブラック・ブリックを獲得し、国内でもニュース等で取り上げられました。
劇中、光のダンスを見たプロデューサーが、「このダンスを見たことがある」と感じたのは、
当時、ニュースで軽口哲也のダンスを目にした事があったからです。

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【ダンス審査員の話。】

牧 一矢(マキ・カズヤ)という名前です。
かつてダンスチーム『Toy-Sol』のリーダー、マキシとして活躍し、
世界的なダンス大会で優勝。将来を期待されるダンサーでした。
今回の劇中の出来事の後、『Toy-Sol』を解散し、
自身は後進の指導育成にウエイトを置くと共に、アイドルオーディション等での、
ダンス審査員も務めるようになります。トレードマークは青いキャップです。

完全にオリジナルキャラですが、とのばなオリジナル、という訳でもありません。
この動画の中に、高校生時代の“マキシ”が登場しています。



という訳で、とのばな初登場は第3話。
春香と一緒に、光のデビューオーディションの審査員を務めました。

また、第4話冒頭で、春香が審査前に離席した事と、
音無光が961プロの新人アイドルとしてオーディションに参加したことを、
電話で律子に伝えたのも彼です。

もちろん、彼自身、光が音無小鳥と軽口哲也の娘だという事には、気づいています。
デビューオーディションで、勝たせてやりたかった。途中まで、勝つと確信していました。
ですが、肝心のボーカル審査員が席を立ったため、まさかの展開となります。
勝たせてやりたかった……その未練を残しながら、審査の結果は曲げずに、発表をしました。
「この程度」の逆境、あの人達の娘なら、乗り越えてくれるはず、と信じて。

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【お墓の話。】

軽口哲也の遺体は、結局、日本に帰って来ませんでした。
ひとつには、引き取り手となる義理の両親が拒絶した事。
ひとつには、入るべき墓がなかった事。
そして、もうひとつは、現地に墓を建てたい、という申し出があった事が理由です。

ブラック・ブリックを日本人が獲った事に対して、強烈な敵意を持った人々がいて、
同時に、軽口の栄光を素直に賞賛し、彼をヒーロー視していた人々もいました。
それらの人々は、牧が語った事件の真相を信じ、それを恥じ、償いをしたいと考えました。

公園の中、遺体の発見現場に墓を建て、その前にモニュメントプレートを掲げ、
軽口哲也の功績と、志を記しました。
現在、彼の墓は、ダンサーを夢見る若者達の願掛けの場所となっており、
コインを投げて祈ると、ダンスが上手くなる、という口コミが広まっています。

劇中で雪歩達がすれ違った青年も、願掛けに来た一人です。
軽口を日本人だと知っていて、雪歩達を日本人だと思ったので、
「一礼」という日本式の挨拶で、頭を下げています。

墓の管理は、ホームレスのお爺さんが担当しています。
瀕死の軽口を発見し、その依頼で、小鳥に電話を掛けたお爺さんです。
墓の周りに置かれた小銭は、お爺さんが定期的に回収して、
音無小鳥名義の銀行口座に振り込んでいます。
引き換えに、お墓の管理代として、洋服代はそこから貰っています。
最初は断っていましたが、小鳥が頼み込み、契約が成立しました。

墓の向かいには、テニスコートが一面分あり、
そこは、地元ダンサーの、格好の練習場となっています。

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また、ちょこちょこ追記しようと思います。
何について書こうか、思案。

テーマ : アイドルマスター
ジャンル : ゲーム

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父親になれなかった男の話

最新作拝見しました。

結論からすると、ものの見事に予想を外されました。(おそらくは見た人皆)
ですが、見終わってガルシアPの原作の相当細かい部分まで拾うところ、小鳥さんと接点があるかもしれない数少ない人物・・・ということを考えると納得の人物なんですなあ。(そしてよくよく思い出すと、「出てなかったなー」と・・・w)

以前の書き込みで、今回の話を「アイマス世界の我流改変」と気にしておられましたが、最初の光の設定(小鳥さんの子供)でいつかは父親が明らかになるべきことでしたし、もっと「望まれて生まれてきたのではない」可能性なども考えてましたのでむしろホッとしてます。切ない話でしたけどね・・・

創作活動は色々葛藤があるかと思われますが、視聴者は待つことはなんてことはないですので、心身とも充実されてゆるりと続けていただければ幸いです。


No title

今回も楽しませていただきました。
いつかの春香の「牧クン、ゴメンね。今日は任せるわ」というセリフに
「そうか、この話って○年後の世界なんだよなぁ。そら他の審査員も替わるわ」などと妙な感慨に耽っていたのが懐かしく思われますw
人物相関が一つずつ埋まっていく様を観るのも物語の醍醐味ですね。
無関係な登場人物はいない、全てのキャラを大切にしているように感じる作品の空気が大好きです。

UP直後で少し気が早すぎるようにも思いますが、次回の更新も期待してお待ち申し上げます。

御礼。

> rd さん

アイマス世界は結婚適齢期の男性が極端に少ないので、
誰かに「軽口とかじゃね?」ってコメントされたらどうしよう、
とヒヤヒヤしながらここまで連載を続けてきました。

小鳥さんは、不幸かもしれませんが、不幸せではありません。

お待たせしてしまいましたが、今回はそれに見合う形で、
作者として、納得し、満足してUPできました。

 -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  - 

> nanashi さん

ボーカル審査員の春香さんと一緒に登場していたんですよね。
あれから、ずいぶん経ってしまいましたが、
ようやくこのお話を出せました。良かった、良かった。

次は、いよいよ第20話。今回よりは、お待たせしないと思います。
どうぞ、お楽しみに。

視聴後、3話を見返して戦慄する

相変わらず、あっという間の30分でした。
「大切なものを奪われる、それも理不尽な暴力で」という(個人的に、かなり嫌な)事件に触れていながら、視聴後はあったかいもので満たされたのは、
軽口さんの行為が価値あるものだったこと、そう言わせた小鳥さんを含め登場人物たちのやさしさゆえにだと思います。

ノベマスを見てるような人達には「いいから見ろよ!」と薦めたいものの、上手い宣伝文句が浮かばなかったのが悔しいです。

(「これだけの物を出せるガルシアPが暗い面を解き放ったらどういう物が出てくるのか?」という怖い考えがよぎったのは余談)

今後もどうかご自身のペースで。

大満足の過去回でした。

ただただ、見入ってしまいました。父親の正体、その後、いろいろと。
こうなると高木社長の遺言めいた言葉の意味も気になって仕方ないですが、次回以降の話で明かされることを首を長くして待とうと思います。

さて、気になった事がありまして。3話を読み返して驚き、そのまま5話まで読んだのですが、5話で律子が、
「今日は大阪だったわね。(中略)。候補生として、待遇提示してみて。ご両親にも、しっかりね。(中略)。そりゃ、あの人を相手にするのが得意な人間なんていないでしょう」
な~んて電話をしていたことに気がつきました。
19話を見るまで光のことだと思い込んでいたため、読み返して、ありゃ、両親?と疑問に思ったのですが、これって他の人の事(ユウちゃんとか)だったりします?

動画内や生放送で既出でしたらすいません。ちょーっと気になったので、そのうちコメントか生放送など何らかの形でお返事をいただけるとありがたいです。

感謝。

> ぷっちゃ さん

「大切なものを奪われる、それも理不尽な暴力で」という図式は自覚していて、
本筋は変えないながら、描き方や情報を出す順番などは、何度も練り直しました。
最後に小鳥さんが、牧に礼を言い、帽子を託す――。
あのシーンは、一つのピリオドで、罪に縛られた牧と、小鳥自身の再起動でした。

悲劇を描く事が目的とするのではなく、それを越えた先の、
それぞれの生き方を描いて行きたいと思っています。

 -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  - 

> ボラギノール さん

「高木社長の遺言めいた言葉」は、多分、次回出ると思います。
もうちょっと練り込みますが、おそらく、きっと。
次回、第20話は、色々な意味で『色黒の社長の話。』です。

第5話の律子の電話については、細かくお話した事ないです。多分。
ここで話題になっているのは、光でもユウでもない、大阪在住の少女です。
流れを言うと、
1:律子→千早。連絡。出張お疲れ様、から状況の確認。
2:千早→律子。報告。アイドル候補とその家族との交渉の手応え。
3:律子→千早。指示。765プロへのスカウト、しっかりね。
4:千早→律子。確認。……で? 本題は、そこじゃないでしょ?
5:律子→千早。指示。メールの通り。東京に戻ったら961プロに行ってね。
6:千早→律子。相談。黒井社長は苦手。誰か他に適任者いないの?
7:律子→千早。結論。みんな苦手よ。だから、まぁ、ガンバって!

こんな感じです。
本編の内容だけでこれを全部正確に読み取れ、とは思っていません。
この「スカウト」さん、あっちこっち出張に行ってスカウトしてるんだー、
というのと、765プロは東京以外でもアイドル発掘してるんだー、
くらいに思って頂ければ、というシーンです。

「生きろ飛影 お前はまだ死に方を求める程強くない」

遅れましたが、投稿お疲れ様です。
前回の記事で少し心配しましたが、蓋を開ければ光の課題に対するプロデューサーのリアクション、牧に対する小鳥の言葉など
なんだかんだでお馴染みのガルシアp節といった感じでニヤリとさせられました。
あと、使用されていたFF零式のBGMが個人的に懐かしかったです(ダウンロードクエスト配信して欲しかった・・)。

それから投稿者コメントにあやかって「この一瞬に全てを賭ける」的なカメラのフラッシュ・ライトのような生き方について一つ。
私自身もかつてはそういう生き方に憧れましたが、今は複雑な印象を抱くようになりました。
「なんで人生を犠牲にするの」みたいに水を差す女性キャラの気持ちが少しわかるようになってしまったというか。
危険な賭けであることを承知で行動に移すだけの覚悟と情熱は今でも純粋に凄いとは思いますが、
それがお約束みたいな展開になったり、爽やかな青春映画の1シーンみたいに美化されたりする風潮はちょっと危険だなと。
リスクのある決断は決して勢い任せで下したりせず、残りの人生を真剣に考えた上で下して欲しいものです。
覚悟が足りなければ決断を一生後悔することになりかねませんし、それは「若さゆえの過ち」でしかありません。
そういった影で泣いた人達の存在も描いてこそ決心に重みが増すのでしょう(決して踏み台にしろと言ってるわけではなく)。
翼の折れた天才が再起して夢を追う物語は障害者スポーツをはじめとしてよくありますが、
挫折を克服した人がそれまでとは異なる第二の人生を始める物語も見てみたいですね(人気は出ないでしょうが)。

こんな説教臭い考えを抱くようになったのも格闘家の短命ぶりを知ったからです。
おまけに近年は格闘技人気の低迷によってファイトマネーの不払い問題まで発生しているというからやりきれません。
生計の成り立たない職業が増えている今だからこそ夢に賭ける情熱が必要とされるのでしょうが、
それも一歩間違えれば現実逃避になってしまいます(少年漫画なら「人生を言い訳にするな」みたいな喝が入るかも)。
過酷な現実に屈さずにひたすら前進する生き方は賞賛に値しますが、
前向きに生きることと、目の前しか見えていないことを混同しないことも大事だと思います。

安堵。

> レト さん

> なんだかんだでお馴染みのガルシアp節

このコメントは、とても嬉しいですね。改めて、ほっと胸を撫で下ろす感じ。

> あと、使用されていたFF零式のBGMが個人的に懐かしかったです

FF零式は、色々といい音楽が多いので、使いたくてうずうずします。

とりあえず、色々と悩みながら作った回でしたが、
目にする感想は好意的なものが多いので、喜んでおります。ホッと。
さぁ、続きもがんばろー。

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プロフィール

ガルシアP

Author:ガルシアP
◎レッガー=●カブキ=カブトワリ

twitterでは “ gar_cia_P ”。

SS書いてましたが、
動画も始めて3年経過。
こちら、デビュー作です。


360版からアイマス界に参加。
ゲームもCDも中の人達も、
ニコマスもSSも、大好き。

Web-:http://garciap.web.fc2.com/
mail:underkoverloverz◆gmail.com

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