『架空戦記』03 「ぷよm@s」

ニコニコ動画>ニコマス>『架空戦記』『NovelsM@ster』


架空戦記ファン、ノベマスファンは言うに及ばず、
ニコマスの枠をも超え、「アイマス知らないけど面白い」等のコメントまで付く素敵シリーズです。
ブログ内のカテゴリ分けでは「感想/布教」としていますが、今さら布教の余地なし。
このタイミングで、自分なりの感想をまとめるつもりで書き進めて参ります。


『ぷよm@s』第一話  【アイドルマスター】ぷよm@s part1【ぷよぷよ】


作者様:介党鱈P
動画数:14本(第一部+第二部)
時間計:3時間32分12秒

3時間半――?
たった3時間半で、あれだけのドラマがあったんですか……。


【硬軟と緩急】

既にご覧になっている方には改めて説明するまでもない事ですが、
この『ぷよm@s』シリーズの大きな特徴の一つとして硬軟の差、緩急の差があります。
必ずしもそうとは限らないのですが、分かりやすく言うと『ギャグとシリアス』の対比。
そしてその外側には、『トークパートと対戦パート』の対比があります。

【[トーク:ギャグ]+[トーク:シリアス]】+【[対戦]】=『ぷよm@s』

まず第1話の開始50秒時点で、プロデューサーが、
「うはwwスーファミwwナツカシスww」とか言っちゃいます。
この点なんかは公開直後から「草生やすなw」とかってコメントが多かったのですが、(草=w連打)
作者マイリスの第2話コメントで『草が多めになってしまうのはもはや本能と言ってもよく。』とあり、
シリーズ開始早々に『このスタイルは貫きます』という宣言が出ておりました。

で、何が怖いかってぇと、これ、多少抵抗あったとしても、一瞬で慣れます。
例えば先刻のプロデューサーの発言の「うはwwスーファミwwナツカシスww」にしても、
シーンの雰囲気作りと、状況説明と、「お前ら何やってんだ!?」ってツッコミをまとめて終わらせてます。
一瞬で。
とにかくギャグ寄りのトークパートはテンポが良い。リズムが良い。勢いがある。
出てくるアイドルも原作のイメージを崩壊させないギリギリの所でカッ飛んでいます。真とか。


【音楽と場面転換】

面白さの柱の1つです。
会話のパートから闘ぷよに移る際の転換が素晴らしいのです。
会話の中の無音。響く、ウテナを中心とした戦闘曲。勝負の始まりを告げる声。
そしてアイキャッチ、カットイン、ぷよぷよのスタート。重なる立ち絵――。

こういった要素が流れを変え、タイミングをずらしながら、
いつだって最高のシチュエーションで戦いが始まります。
始まった直後からクライマックス!
これがぷよm@sのすごさで、緩急の連続性を保ちながら息をもつかせぬ展開を生んでいます。
もう、ウテナの劇中歌のCDをいつ買おうか、って気になりますとも。


【闘ぷよと連鎖法】

シリアスパートに当たる『闘ぷよ』のシーン。
勿論、ここでも全てがテンポ良く進んで行くのですが、
そのストーリーテリングが熱いのなんのったら無い訳です。
みんながそれぞれの目的の為にぷよぷよの腕を磨いていくのですが、
その武器とも言うべき“連鎖法”が実にアツい。
アイドルにぷよぷよをやらせるだけでも面白かったでしょう。
でも、そこに得意な連鎖法、という概念を加えました。
これが、完全に対戦格闘ゲームの醍醐味にも似て、面白いんです。

対戦格闘ゲームの熱さというのは、もちろんお互いに勝利を賭けて戦う点にあります。
そしてそこに、ただ勝った・負けた以上の熱さが生まれる要素として、
それぞれのキャラクターがなんらかの格闘技、武道、格闘方法を背負っている点があります。
空手、中国拳法、柔術、軍隊格闘技、暗殺術、などなど。
その戦い方には全て何らかの特徴があり、そしてそのキャラクターの性格と密接に関連します。
なぜその戦い方で戦うのか。なぜそれを選んだのか。
それが、キャラクターの思考や背景を膨らませ、プレイヤーの思い入れが加速します。

この戦い方のこのキャラで、俺は強くなりたい――。
この想いを背負っているキャラだから、勝って欲しい――。

こういう想いの受け皿が、『ぷよm@s』にはしっかりと用意されています。

「美希は、いったいどこまで強くなるんだ!?」
「千早、すげぇよ! ほんとに強いな……」
「春香はここからが本番!」
「うはw それ笑顔で言うかww まさにキチクマコトww」


などなど。どのアイドルも大変魅力的に描かれているのがすごい所。
きっと、どのキャラのファンも、プロデューサーさんも、本気で楽しめると思います。
やよいや雪歩、あずささんのPは、しばしお待ちを。
いつか思いもよらない活躍をしてくれると思いますよ。

介党鱈Pと弓削PのWebラジオを聴いたのですが、あれは面白かったです。
色々な質問に、上手い力加減で答えてくださっていましたが、
「○○○○○ですか? あー、それは順調に行けば、40話くらいになると思います」
「□□の△△△……は、30話目くらいですね」
そんなお話がポロポロと。
まだまだ先があるんですよ。
まだまだ、介党鱈Pのシナリオは用意されているんですよ!

シネ☆MAD3rdの『プラネット☆ラヴ』でも発揮されたストーリーテリングの手腕は、
介党鱈Pの「ぷよぷよ」の面白さをもっと広めたい、という想いに乗って、
更に加速して行きそうです。

どうやら2010年も、『ぷよm@s』から目が離せそうにありません!



- - - - - >8 - - - - - キリトリ - - - - - >8 - - - - -

【律子と千早】

2人が大好きな私にとって、『ぷよm@s』は珠玉の架空戦記です。
現状では、ラスボスとして小鳥さんがいて、
【小鳥さんを倒したい千早】と、【とにかく強い人と戦いたい美希】がライバル関係にあります。
ですが面白い事に、アイドル以外も含めた765プロ全体で言うと、
おそらく最強キャラのツートップがPと小鳥さん、という描かれ方をしています。
とにかく短期間で小鳥さんに勝ちたい千早は、冷静な状況分析からPがぷよの上級者と気付き、
秘密裏に弟子入りを果たします。
一方で、ラスボス扱いの小鳥さんは、美希の天性の才能を目の当たりにし、
かつて自分が諦めた連鎖法を完成させる後継者として目をかけ始めます。

言うなれば、Pと小鳥さんの代理戦争、という様相もありながら、
それでも千早はただPの言葉を信じ、ぷよを重ねて行くのです。
その姿は、どこまでも純粋で、本当に美しいです。


一方、律子はと言えば。
これまで見た架空戦記シリーズの中でもトップクラスの策士ぶりを発揮します。
途中、あまりに歯に衣着せぬ物言いをしたせいでコメで大きな反発を食らっていましたが、
あれは律子が実に律子らしく動いたなぁ、と思うシーンでした。
春香の操縦だけちょっと手元を狂わせましたが、それ以外は流石。
ぷよ力的にも非常に高いので、今後の軸の1人として、活躍を期待したい所です。
もう、第11話のサムネ大好き!


テーマ : アイドルマスター
ジャンル : ゲーム

コメントの投稿

非公開コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

こっそり。

いいですよねー。ぷよm@s。
何が好きって、作品そのものも然ることながら、
「ぷよm@sが好き!」ってファンの皆様が素敵なんですよ。

アイドルから入る人、ぷよぷよから入る人。
入り方は色々ですが、皆さん、本当に作品を楽しんでる。
そして皆さん、何か言いたい! 何か伝えたい!
そういう想いが、みなぎってきてる感じがします。
自称ぷよm@sファンの集い、みたいなチャットやったら盛り上がりそうですよね。
先の予想とか、記憶に残ってる話とか、そんな話だけで1晩費やせます。
なんならオンラインでぷよ勝負とか挟みつつ――。

俺、バーサーかーならできるぜ!!

検索フォーム

プロフィール

ガルシアP

Author:ガルシアP
◎レッガー=●カブキ=カブトワリ

twitterでは “ gar_cia_P ”。

SS書いてましたが、
動画も始めて3年経過。
こちら、デビュー作です。


360版からアイマス界に参加。
ゲームもCDも中の人達も、
ニコマスもSSも、大好き。

Web-:http://garciap.web.fc2.com/
mail:underkoverloverz◆gmail.com

最新記事
最新コメント
カテゴリ
リンク
ドミノ・ピザ最高!
ドミノ・ピザ【PC向けサイト】
アクセスカウンター
最新トラックバック